アロエベラコンテンツ

アロエベラコンテンツ

2025年2月12日

アロエベラに含まれる画期的な機能成分

森永乳業はかねてから、アロエベラジェルに含まれる成分の機能的な働きに着目し、研究を進めてきました。15年にわたる熱心な研究の末、「アロエステロール®」という画期的な成分とその有用性を見出し、自社の製品にも活かしています。なぜアロエベラが人の健康に大いに役立つのか、森永乳業の研究をもとに、紐解いてみましょう。

「アロエステロール®」の発見と研究

アロエベラは古くから美容や健康に良いとされ、特に外用として火傷や傷の治癒促進、抗炎症、抗菌作用が知られています。しかし、経口摂取による効果についての研究は限られていました。森永乳業は、1994年にアロエ入りヨーグルトを販売開始したことを機に、アロエベラを経口摂取した際の機能性に着目し、2003年から研究を開始しました。その結果、約3年の歳月を経て、アロエベラの細胞膜に極微量含まれる5つの機能性成分を単離することに成功し、これらを総称して「アロエステロール®」と命名しました。

皮膚機能の改善

研究により、「アロエステロール®」が経口摂取後、分解されることなく体内に吸収され、血中に移行することが確認されました。また、皮膚真皮内の線維芽細胞に直接働きかけ、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を高めることも明らかになりました。さらに「アロエステロール®」含有食品の効果を検証するため、12週間の試験が実施されました。その結果、以下の効果が認められました:
●皮膚のバリア機能を高め、肌の潤いを保つ
●真皮コラーゲンを増やし、皮膚弾力性を維持する
さらに、ヒト皮膚3次元モデルを用いた研究では、紫外線ダメージに対する低減効果も確認されています。

糖尿病への効果

2型糖尿病モデルにおいて、アロエベラジェルの摂取により、血糖値(随時、空腹時)や長期的な血糖値の状態を反映するHbA1c値が改善されることが確認されました。また、膵臓でのランゲルハンス細胞の減少が予防されることも明らかになりました。

「アロエステロール®」の希少性

「アロエステロール®」は非常に希少な成分です。森永乳業によると、「アロエステロール®」1gを抽出するには、アロエベラ7.5トンが必要とのこと。この希少性が、「アロエステロール®」の価値をさらに高めています。

学術的評価

森永乳業の「アロエステロール®」研究は、学術界からも高く評価されています。「アロエベラ由来植物ステロールの新規保健機能研究と機能性食品への応用」という研究成果により、日本栄養・食糧学会から平成30年度技術賞を受賞しました。この受賞は、森永乳業のアロエベラ研究の科学的価値と実用性が認められたことを示しています。

まとめ

森永乳業の研究成果は、美容や健康に関心の高い消費者に新たな選択肢を提供するとともに、機能性食品の分野にも革新をもたらしています。アロエベラの持つ潜在的な可能性を最大限に引き出し、科学的根拠に基づいた製品開発を行うことで、さらに人の健康と美容に貢献するアロエベラのすばらしさが広まっていくことでしょう。

関連コンテンツ

©2023 Kazuo Watanabe

アロエベラってすごい!運営事務局