2023年5月2日
ソファーにたとえる真皮の役割
肌の土台となる真皮。真皮は、一体何で構成されているのでしょうか?
真皮は主に、コラーゲンからなる線維、エラスチンからなる線維、ムコ多糖体からなる基質で構成されています。
ソファーにたとえると分かりやすいと思います。バネがコラーゲン、バネを固定する金具がエラスチン、クッション部分がムコ多糖体。どの部分が欠けても、座り心地の良いソファーにはなりません。肌もこれと同じです。
コラーゲンとエラスチンは、規則的に配列された構造をしていることでお肌を支え、その間を埋めるようにムコ多糖体で満たされています。美肌作りには、真皮のどの部分も欠かせません。お互いを支えあって、肌に必要な水分を保っているのです。
実際、ムコ多糖体の体内合成が衰えると、その影響を受けてコラーゲンやエラスチンの合成も衰え、その役割を果たせなくなっていくそうです。
真皮層における加齢の影響はとても大きく、コラーゲン、エラスチン、ムコ多糖体、特にヒアルロン酸が減ってしまうことによって適度な水分量を保てなくなり、深いシワやハリ・弾力のない肌、毛穴のたるみ、肌のカサつきなどの現象につながっていくと言うわけです。バネやクッションが不十分なソファは、弾力がなくなり、沈んだ跡が消えないというのと同じですね。
私たちができる真皮のケアは、
細胞を正常に機能させる栄養、
美人ホルモンを作り出す睡眠、
細胞を活性化させる運動
を十分取り入れることです。
栄養を補給する際に、健康と美容に役立つアロエベラを取り入れましょう。きっとその効果を実感できるはずです。