2023年12月23日
内臓脂肪が多いと免疫機能が低下する
2023年11月、キリンと花王が共同で行った研究で、内臓脂肪が多い人は免疫機能が低下することが明らかになりました。この研究では、内臓脂肪が多い人は、そうでない人と比べて、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザに罹患する割合が高いことも確認されています。
この研究では、内臓脂肪が多いことで、免疫機能を司る細胞である「pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)」の活性が低下するということが究明されました。pDCは、体内に侵入したウイルスや細菌などの異物を認識し、免疫細胞を活性化させる役割を持ちます。pDCの活性が低下すると、異物を排除する力が弱まり、感染症にかかりやすくなると考えられています。
内臓脂肪を減らすためには、食事や運動の改善が有効です。食事では、糖質や脂質の摂り過ぎに注意し、野菜や果物、海藻類などの食物繊維を多く摂取すること。運動では、有酸素運動を中心に、週に3~5回、30分以上を目安に行うことが効果的です。
アロエベラには、ビタミン、ミネラル、アミノ酸をはじめ、多種類の微量栄養素が含まれており、食事では足りない栄養を補給するのに大きく役立ち、健康力の改善に貢献すると考えられます。
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