2023年10月20日
【3回シリーズ】アロエベラを育ててみよう② 植え替え~病害虫対策
「アロエベラを育ててみよう①」からの続きです。
【植え替え】
アロエベラは、根詰まりを起こしやすいので、2年に1回植え替えをします。植え替えの適期は、5月から9月頃です。この時期は、アロエベラの成長が活発で、根が張りやすいためです。鉢を1サイズ大きくして、根を傷つけないように注意しながら、新しい土に植え替えます。
植え替えの手順
①鉢底から水を抜き、鉢土をほぐしてから、アロエベラを取り出す
【植え付け】
②根を傷つけないようにしながら、古い土を落とす
③鉢に鉢底石を入れてから、多肉植物用の新しい土(水はけがよいもの)を入れる
④アロエベラを植え、根が隠れるように土をかぶせる
⑤植え替え後はたっぷりと水やりをし、しばらく日陰で管理する
以下の場合には、植え替えの頻度を早める必要があります。
・鉢底から根が出てくるようになった場合
・鉢が根で覆われている場合
・土が劣化して、水はけが悪くなった場合
・病気や害虫が発生した場合
【 病害虫対策】
アロエベラは基本的に丈夫な植物ですが、灰色カビ病になったり、ハダニやカイガラムシなどの害虫が発生することがあります。シミのような模様が発生する灰色カビ病になったら、すぐに傷んだ葉を取り除き、薬剤を散布してください。また、害虫のハダニは、葉に小さな白い点が現れるのが特徴です。薬剤散布などで駆除してください。カイガラムシは、葉に白い粉のようなものが付着するのが特徴です。殺虫剤が効きにくいので、歯ブラシなどでこすり落としてください。
アロエベラは、水はけと風通しがよい環境で、清潔に育てることがポイントです!
「アロエベラを育ててみよう③」につづく