2024年5月17日
アロエベラの育て方Q&A
アロエベラの育て方についての基本的なQ&Aをご紹介します
A. アロエベラは水はけが良く、空気が多く含まれる土を好みます。市販されているサボテン用土が適していますが、一般的な園芸用土に砂やパーライトを混ぜて使うこともできます。多肉植物用以外の培養土のみ使用するのは、多湿すぎてアロエベラに向いていないため、おすすめできません。
A. アロエベラは乾燥に強い植物ですが、成長期の春から夏にかけては定期的に水を与えることが重要です。土の表面が完全に乾いたらたっぷりと水を与えてください。目安は1‐2週間に1回(屋外の場合)ですが、人差し指が埋まるくらいまで土に指を入れ、湿っていなければ水をやります。冬は3‐4週間に1回を目安に、水やりを控えめにしてください。
A. 過剰な水やりが原因で葉が黄色くなることがあります。水のやりすぎに注意し、土の乾燥を確認してから水やりを行いましょう。また、赤色や茶色に変色している場合は、直射日光に当たらないように、間接的な光が当たる場所に移してください。直射日光が好きな植物ですが、若い株の場合はあまりに強い日光に当てると葉が焼けることがあります。植え替えたばかりの株は、半日陰で様子を見ながら、徐々に日に当てる時間を長くしていきましょう。
A. 気温が低いか、水のやりすぎで土の中の湿度が高いことが原因と考えられます。低温や多湿は生育不良や根腐れの原因となることがあります。上記のQ&Aを参考に、水やりを適切な状態にし、土壌で排水がちゃんとできているか確認をしてください。根腐れを起こしているようでしたら、以下の手順で植え替えてください。
① アロエベラの鉢をひっくり返し、底を軽く叩いて、株を土からやさしく抜く。その際は、株を動かすのではなく、鉢を動かすようにする。
② 根についている余分な土をやさしく落とす。 根の部分を確認し、柔らかくて水っぽい根や、黒ずんでいる根を清潔な園芸用ハサミなどで切り取る。
③ 根の大きさに対して、1.3~1.5倍ほどの鉢を用意し、上記のQ&Aを参考に、適切な環境を整えてから植え替える。鉢が大きすぎると、株の大きさに対して土中の水分が多くなる可能性があり、再び根腐れを起こす可能性があるので注意。植え替えた直後は、まだ根が修復されていないので、しばらく水を控えて日陰で様子を見る。
一見、葉が弱ってしまったかのように見えても、適切な環境に置けば、再び緑色で丈夫な葉が出ることがあります。完全に腐ってしまった葉は取り除き、しばらく様子を見てみてください。葉を取り除く際は、ちぎらず、根元にナイフを当てて切り取るようにしてください。
A. アロエベラは寒さに強くありません。朝晩が寒くなる季節や日中でも低温の冬場は、室内に取り込む必要があります。理想的な成長温度は15℃から25℃です。
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アロエベラのケアはそれほど複雑ではありませんが、適切な環境と注意深い管理が必要です。これらの基本的なケアを守ることで、健康で美しいアロエベラを育てることができます。
「アロエベラを育ててみよう①」 「アロエベラを育ててみよう②」 「アロエベラを育ててみよう③」 「春にはアロエベラの植え替えを」も参考にしてください。